今回も北海道出張の合間の休日に岩魚を釣ろうと目論んで、出張予定が決まったと同時にBOB氏に連れて行ってと連絡を入れた。
BOB氏にはヤマメの解禁日ですよと言われながらこの日を迎えた。
今までは雨男と呼ばれ、本当に天気の悪い釣行が続いており、天気だけが気になっていたが今回は雨は無さそうなので一安心。
途中のコンビニでKEN氏とも合流して5時には山に残雪を残した目的の渓に滑り込んだ。
川の流れを見ると水が多い様に見えるし流れも勢いが良いが,まだ雪代中?
準備をして入渓したが流れが速くミノーをキャストしてもなかなか岩魚からのコンタクトが得られない。
そして渡行も水圧に負けて流されそうになる始末。
危ない危ない!
結局これ以上遡行しても期待出来ないと云う事で平たい下の堰堤まで釣下がる事になった。
釣下がるも状況は芳しくない。
スプーンに換えてベタ底でヒット。今は底に居るのか?
ここでラパラCD5に換えてダウンにキャスト、ほとんど止まる位のリトリーブスピードでリトリーブしていると、急にリールが重くなる。
根掛かりかとロッドで煽るとブルブルと魚信が伝わる。ルアーを追ってきて食いついている感じだ。
流れが速く魚が暴れるとULのロッドがバッドから曲がりドラグもジリ、ジリと鳴り実際のサイズ以上に楽しい。
上がってきた岩魚は白っぽくて綺麗。
同様なパターンで6匹の岩魚をヒットさせてこの渓終了。
時刻は7時、3人で相談した結果、別水系の渓に移動する事になった。
林道を上がって行くと流石ヤマメ解禁日、あちこちに車が刺さっている。
しかし一番上のゲートまで上ると車は無し、やっぱりこんな日にわざわざ岩魚を釣るのは変人?
爆竹を鳴らして入渓開始。
一本目と比較するとかなり雰囲気が違いますがこの渓も実績があり好きな渓です。
ポイント、ポイントではルアーを果敢に追ってルアーを丸呑みする勢い。
先の渓とは状況が全く違う(嬉)
特に老眼の目には良く認識出来るオレンジ金のディープ系のルアーは本日の当たりルアーとなり大活躍。
更にどんどんと遡行して行くと突然雪渓が現れた。
北海道の今春は非常に寒かったと聞いていたが6月になっても雪が残っているとは、岡山では想像も出来ません。
そして見覚えのある小滝で岩魚と遊び
核心部の入り口に差し掛かる。
ここの奥に一ヶ所だけ私的にはかなり苦しいヘツリが待っていた。
先頭を切ってBOB氏がルートを探り、次にKEN氏がそして最後に私が続いた。
しかし最後の二歩が実に苦しかった。
軸足となる足場がナメており僅かしか足先が架からない。
このまま最後の一歩を踏み出すと滑って落水の可能性大。壁面の僅かな突起に指を架けて意を決して最後の一歩を踏み出し、何とか何とか通過!
帰りはどうなる事やら。
そして魚止めの滝が現れる。
BOB氏駄目、そして私。
前回来た時は37cmがヒットしたがと思いながらキャスト、しかし無情にもルアーに反応が無い。
そして回収段階で根掛り、努力の甲斐なくラインブレイクでルアーロスト(泣)
その後のキャストしたKEN氏のミノーにドカンと本日の最大寸(35cm)がヒット。
2本目終了!
車まで降りて軽く昼食と休憩、更にもう一本攻める事に決定。
車で大きく移動してとある川の支流の支流に向かう。
入渓して上流に遡行するが全員かなり足に疲労が。
ポイントポイントで岩魚を引き出しながら足早に上流を目指した。
そして時刻は15時を回りタイムアップ。
林道に這い上がり車を目指すが足が足が本当に重い。
KEN氏の万歩計によると約11キロも歩いているとか、限界じゃ!
無事に熊にも合わず車まで帰り解散となった。
BOB亭で車を乗り換え帰路に着いたものの夕方までにはもう少し時間が余る。
釣バカはハンドルを自然とダム湖に切って残業開始(笑)
渓流に使ったULのロッドにスプーンを付けてフルキャスト、ベタ底に沈めてスロースローにリトリーブするが、反応ありません。
そうするうちに林道の方から熊鈴の音色が、もしやと思って見ているとBOB氏登場。
お互い好きですなぁ~(笑)
2人でキャストしているとBOB氏に茶鱒ヒット、そして私にも待望の当たりが。
ロッドを大きく曲げて手に感じる魚信、楽しい~!
お久振りでございます、茶鱒さん。
続いて二本目がヒット、その後そこそこ大きそうなのをバラシて蚊の猛攻に合い戦意喪失。
今度こそ終了!
今回は雪白が残り少しタイミングが早すぎた感はありますが、我が中国地方で通う岩魚領域の渓とは異なり、ルアーを思う存分に動かせる事が出来て、本当に楽しい1日でありました。
ただ歩き過ぎ!
BOBさん本当にお世話になりました。KENさんお疲れ様でした。
また次回、都合が合えば連れて行ってください。

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