お盆休みが始まった11日午前中に大汗をかきながらお墓の清掃を済ませ、午後北の山に向う。
連日40℃越えが聞かれる中、北に向かう程気温が下がって行き気持ちが良い。
途中温泉に寄り、サウナで大汗をかいて目的地近くに到着、準備完了!
出切った汗をビール4本に水割り2本で喉を潤し、22時前にはお休みタイムに入る。

翌朝4時半過ぎに目覚めると、気温20℃と我が家の辺りとは6℃も低く超快適。
夜明けと伴に渓に移動して準備に入る。

今日は前回の釣行で初めて見つけた渓をじっくりと調査予定。
果たしてどんな展開になることやら、楽しみ。
渓はまだ薄暗い中キャスト開始。
まもなくしておチビの岩魚がヒット、本日のボは難なく回避。
この渓の渓相も良い感じだ。

しかし一匹目以後なかなかルアーをチェイスする魚影が現れない。
そんな中やっと2匹目の岩魚がヒットした。
沈み石の周りを丁寧にルアーを通す事数度、ガツッと出て来た。

小振りではあるが綺麗な岩魚。
続いて次のポイントでもヒラ打つミノーに果敢にアタックして来た岩魚。
よしよし、そう言えば頭には白い虫食い模様が見られるがゴギ系?


渓も明るくなってきたが、それに連れて気温も急上昇。
額に汗が滲み始める。
しかし岡山県南と比較すると極楽極楽、この地が羨ましい。
更に数匹の岩魚に遊んでもらいながらひたすら上を目指す。
こいつは虫食い斑点が大きくはっきりしているし、

こいつは斑点が小さいし、個体差が興味深い。

やがて堰堤が現れたがそれを越えて更に上に。
上に行くほど渓が平坦になり流れが細くなる。
それでもルアーをキャストするとたまに黒い影が走る。
まだ岩魚達は生息している感じ。
さらに進むとチャラ瀬となりほとんど深い場所が無くなった。
これ以上は無理と判断して林道があるハズの右斜面を藪漕ぎして林道に向かう。
そして平坦な場所に出たが、アララ・・・・・・・・。

背丈位ありそうな草ボウボウ(大汗)
北海道と異なり熊の心配はないので無理やり草をかき分け車に戻った。
さあ、次の渓に行ってみよう。
ここも最上流にはゴギ系の岩魚が居たが今日はどうか?
林道の最上流まで車で登り更に歩いてポイントに向かい入渓。
キャストしながら上がるが2匹の黒い影を乗せきれなかった。残念!
そして満を辞して最後のポイント、

キャスト一発、ヒラ打つミノーに飛び付いた岩魚、

小振りでありましたがありがとう。
さて次は魚種を変えてアマゴを狙いで流域を大きく変えて再入渓。
しかし、何にも反応がありません。
魚が居ない?
ルアーを変えて、立ち位置を工夫して、リーリングに変化を持たせたが効果無し。
全くチェイスが見られない。
朝から歩き続けて既に8時間、ペットボトルの水は2本が空に。
足が重くて少しバランスを崩すと転倒しそうになる。
ウ~ム限界か、このままアマゴは拝めないかも。
とうとう脱渓地点まで来てしまった。
このままでは終われんと疲れた体に鞭打って、更に上にある数ポイントを叩いてみることにした。
一つ目のポイントは無反応、
二つ目のポイントにて、

キャスト後のロッドにグングンとした魚信が伝わりロッドが曲がった。
長かった、そしてしんどかった、最後のバラシに細心の注意を払い無事ランディング。

小振りなアマゴではあるが執念の一尾となり本日終了!
9時間半の渓歩きで、両手に収まる程の釣果でしかなかったが、海でも当分振られっぱなしで久し振りのお魚。
数や大きさよりもお魚と遊べて満足出来る一日でありました。
さあ、今年は後何回北の渓で遊べるか?

17:00山奥の清流を後にして猛暑の家に向かって出発した。

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