仕事が忙しくて今季渓流開幕も出来ないまま4月中旬を迎えてしまった。
そして忙しいのは承知の上で、北海道の子会社にどうしても出張を入れなければならない事情が発生、急遽無理やりスケジュールを組んで金曜の夜、北の大地に到着した。
土曜日は仕事、日曜日も朝一と夕方に試験の段取りがあり、何時もの様に日曜日が一日自由に使えない。
しかし目の前の淡水にはトラウト達が泳いでいるはず。何としても顔が拝みたい。
とりあえず渓流装備一式は宅急便で届いた(笑)
後は決行あるのみ。
近場のポイントを回ってみようと日曜日の9時半、まずはあっちのダム湖に行って見た。

久し振りに見る風景、茶鱒にお会いできるでしょうか?
トコトコと湖畔路を歩いてインレットに到着したが、激・激変しておりました。

以前はポイントだった所が陸地になってました。それに流れも大きく変わり何だこれはの世界です。
気を取り直しルアーを流れ込みにキャストしてみるも何の反応も追いもなし。
全く釣れる気がしません。
今日は時間が限られているので考える間もなく移動!
こっちのダム湖に来てみたものの、
こっちも激変、陸地が伸びてダム湖の面積は半分以下になったのでは?

ここでも機関銃の如くルアーをキャストしてみたものの、全く反応なし、追いもなし。
足跡はベタベタ付いており、ひょっとしてBOB氏に既にいじめ抜かれた後なのか?
結局小一時間頑張ってみたものの、ギブアップ。
このままではまずい。
何としても魚の顔を拝まなくては、せっかくの開幕なのだから。
とりあえず近場の渓で岩魚でと、とある渓を選択。

殺風景な中に春を告げる緑、何とも言えません。
渓に降りて遡行を始めたが、雪白か水量が多くて流れも速い。
そして怪しそうな流れ発見。

ミノーをアップにキャストしてダウンクロスになって大きくトゥイッチする事3投目、黒い影が現れてミノーにじゃれ付くのが見えた。
そして次の瞬間、ロッドが曲がりドラグが鳴った。
来た来た、慎重にロッドを操り無事ランディング。
その姿は、アララ・・・・・、茶鱒君。

目測掌二つ分、35㎝アップ、嬉しい嬉しい今年の初物となりました。
しかしその後は全く当たりなく、ポイントもなくなった。
そこで大きく流域を変えて再びキャスト開始。
深みの手前に石があるポイント、ルアーをダウンに入れてスローリトリーブ&時々トゥッチ、ドン!という感じの当たりがありロッドを煽るとユラユラとうねる魚影、

またまた茶鱒君。

これでヒットパターンが読めた。
障害物回りの深みがある所でミノーのダウンでのスローリトリーブ&時々トゥイッチ。
このパターンで

茶鱒君が連続ヒット、

ミノーも一種類のみでローテーションもなし、
ドンとした当たりに重量感のあるうねり、楽しい~!!!

こんな所でもダウンで引いていると、ドン、ドンと当たる。

魚の顔を拝みたいとか、もう忘れてしまってもっと釣りたいと欲ばかり。
どんどんミノーを咥えてください、茶鱒さん。

ほとんどが泣き40㎝位の魚体で揃い、終わり良ければ全て良し!

まだまだ楽しみたいが今日はここまで!
会社に帰って見るとお前たちはのんびりと、私はお仕事、お仕事。

しかし思わぬ形で淡水の開幕ができました。
これで悶々とした気持ちで過ぎ去った日々の穴埋めが出来たかな?
とりあえずは明日からもお仕事頑張らなくては、また北の大地で遊べるためにも(笑)

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