昨日は十分満足し疲れた体はあっという間に深い深い睡眠に。
翌朝、7時前に目覚めると雨は上がり青空が広がっている。
直ぐに車を予定の岩魚の渓に走らせて入渓準備完了。
朝食のパンとジュースをヒップバックに押し込みロッドを片手に入渓。

目立った増水もなくワクワク気分でキャスト開始。
しかし、しかし反応がない。
ミノーをチェイスする魚影も確認できない。
どうした?
何も反応しないまま前半部分が終了、ヤバイかも?

後半部分早々、落ち込みのあるプールにてやっと本日の初岩魚がヒット。
赤腹が美しい岩魚君でした。

しかし後が続かない。
たまにバイトがあるが乗せられなかったりバラしたり、トホホ。
そしてここは居るでしょうと思われるポイント到着。

中央奥の白泡の中にキャスト、小刻みにトゥイッチしながらリーリングするが反応なし。
数投してみたものの、やはり反応なし。
駄目かと思いながら右端奥にキャストしてトゥイッチした瞬間、ロッドにグングンと重量感のある当たりが。
ロッドを煽りゆっくりリーリングするが奥に奥に逃げ込もうとする重い動き。
しばらくやり取りして水際に引きずり上げると、Oh~!!!

精悍な顔付、立派なサイズのやや細身の岩魚さん。
ミノーをパックリと咥えこんでます。
いや~ぁ、この渓でロッドを振って良かった。
更に同じコースを通すと黒い影が追って来て足元でミノーをパクリ、反転してロッドを絞る。
尾びれが大きく、さっきの岩魚より数段俊敏な引きでした。

その後はポイントが砂で埋まって倒木も多数、今までなら必ず魚影が見られたポイントに魚影なし。
今冬の大雪による影響か?
良いサイズの岩魚が見れたし、この渓に見切りをつけて2本目の初めての渓に移動。

期待して入渓したが、しかしこの渓がまた曲者。
小さい岩魚がフッキングするもバラシで始まる。

こんな所でも何度もミノーを追うが食い損ねてフックアウト。
その後は深い谷となり脱渓不可能。
極小岩魚がたまに反応する期待薄の渓を延々と2時間近く遡行、疲れましたわ、本当に。
やっと出口を見つけて何とか脱渓。
二度と来るかこんな渓。
時間を大きくロスして時刻は16時前。
もう一本は無理?
しかしねぇ~、しばらくお魚の顔を拝んでません。
何とか顔を拝見したい。
祈るような思いで帰り道の小渓流で一発勝負。
目的ポイントの手前の岩の陰から小岩魚がヒット。
久し振りのお魚に安堵感。

そして一発勝負のポイントに。

右奥にミノーをキャスト、しかし反応なし。
2,3投とキャストするもやはり反応なし。
今度は左奥にキャスト、着水と同時にバシャバシャ、何かが暴れた。
とっさにロッドを立てると激しい引き。
バレるな!
ドキドキしながら引き寄せると、チラッとパーマークが目に入る。
Oh~!!!!良い型のアマゴさん。

最後の最後に今までのやるせない気持ちが吹っ飛んで行きましたわ、
本当に嬉しかった。
これで心置きな今年の初渓流が終了できます。
撤収!

今年は仕事が忙し過ぎてまともに釣行が出来ないままGWを迎えてしまった。
そんな久し振りの連中、2日間の単独釣行を許してくれた家族に感謝。
十分に満喫して身は悲鳴を上げていますが、心は完全リフレッシュ。
これでしばらくは激務に耐えられるでしょう。

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