渓流を彷徨って来ました(2日目)
車中で小宴会後座椅子に座ったまま朝方まで眠りこけていた私。
ちょっとお疲れモードかも。
慌てて寝直して6時起床。
外はシトシト雨が降っている。
ウ~ムこの2日間はこんな天気予報であったっけ?
朝食のパンをかじりながら本日1本目の渓に到着、ここは岩魚の渓。
ここはと思うポイントも留守。
いや、この渓も既に抜かれ切ったのか?
辛抱に遡行して思わぬポイントから本日の1尾目がヒット。
久々の感触に嬉しくもあり坊主逃れの安堵もチラリ。
とにかく魚影が見られません。
やがてボサに覆われた流域に差し掛かる。
この先は行った事がないが、どうしたものか。
時間に余裕もあり、次の渓にもここぞと云う候補も無し。
この先を見極める意味で片手に鉈を持ち枝や蔓を切り落としながら前進あるのみ。
やがて辺りが再び開けてきた。
そして美味しそうなポイントがポツポツ現れる。
それと共に比較的大き目の岩魚達がミノーに果敢にアタック開始。
気持ち良くロッドが曲がる。
相変わらずバラシも多いが何とか心も満たされる。
再び更に厳しいボサが始まり流も平坦、前進を諦めて退路を探して脱渓。
車に戻り昼食後、本日の2本目を何所にするか思案。
既に岩魚の顔も見たし、昨日山女の顔も見た事だし、アマゴ狙いであそこの渓に行って見よう!
この渓は余りに貧果が続き入渓は久し振りな気がするが。
ポイントにミノーをキャストするが何の反応もない。
やはり駄目か、それでも黙々と上流を目指す。
あるポイントで速い流の倒木の陰にダウンでキャスト、ゆっくり逆引きすると狂ったようにミノーに突進する白い魚影、ア・マ・ゴ?
まとわり付くがフッキングしない。
2度、3度、どうしてもフッキングしない。
そして4度目は無かった。
次のポイントでもチェイスする魚影が確認できたが。
何としても1尾を!
まずは白泡の中にキャストしてトゥィッチ、反応なし。
かまわず2投目、ロッドにグンとした当たりがありロッドが曲がった。
ヒット~!!
ぷっくりと体高のある朱点のあるア・マ・ゴ、やっとやっとお会いできました。
やっぱり美しいです。
しばし見とれて優しくリリース。
その後は全く反応がなく、タイムアップにて終了。
釣り切られているのか腕が悪いのか、とにかく我慢我慢の連続。
しかし渓魚の顔を見ながら非日常の2日間、本当に楽しくアッという間に終了してしまった。
次は渓が強制終了となる9月か?
何としてももう一回、虎視眈々と狙いましょう。